開発の忙しい仕事が続くと、働くモチベーションが次第に下がってしまいます。そうなると仕事の目標を失ってしまい、辞めたいと考えるようになるかもしれません。そのような事態に陥る前に、うまく自分をコントロールし、仕事へのやる気をアップさせる努力が必要です。
ITエンジニアが激務の中で仕事を辞めたいと思うようになった時も、働くやりがいを感じられるようになれば考えが変わります。
ITエンジニアの仕事の大きな魅力は、プロジェクトをやり遂げた時の達成感です。難しいプロジェクトであるほど、仕事を終えた時に感じられる達成感は比例してもっと大きくなります。IT業界の中で、残業が多いにもかかわらず多数のITエンジニアが開発の仕事を続けているのも、仕事をやり遂げた先に大きな達成感が待っているためです。
しかし仕事が忙しくなると、目指していたはずのゴールを見失いがちになり、その結果モチベーションが下がってしまうかもしれません。
そこで仕事を辞めたいと思うようになったなら、改めて目標を見つめ直し、その先に大きな達成感が待っていると再認識することが大切です。過去に開発プロジェクトをやり遂げた時の達成感を改めて思い出せば、再び仕事へのやる気が蘇ってくるでしょう。
もし周囲に転職するべきかどうか悩んでいるITエンジニアがいた場合、仕事をやり遂げた先にある達成感があることを思い出してもらえれば、モチベーションを取り戻す可能性は高まります。
また、仕事との向き合い方や生活を変えるだけで、やりがいを再び取り戻せる可能性もあります。今一度冷静に立ち止まり、自身が抱いている転職理由を解決する術がないか考えてみることも大事です。